【日立】 HITAC M-860プロセッサグループ

中・小型汎用コンピュータM-860プロセッサグループは,1992年2月発表された.

低電力12kゲートバイポーラLSIや384kビットRAM+18kゲート論理のBiCMOS LSIが採用された.また,4台マルチプロセッサの採用により,9モデルで約13倍の性能レンジがカバーされている.

16テラバイトの大容量拡張記憶装置,周辺機器との高速データ転送を可能とする18メガバイト/秒の光チャネルや9メガバイト/秒のメタルチャネルが採用され,システム性能が強化されている.

さらに,プロセッサ分割運転や,仮想計算機システムを採用することにより,多様で柔軟な運用も可能である.

M−860プロセッサの概略仕様
  20,40 60 160 180 200,210 320 420
命令プロセッサ数 1 2 3 4
バッファ記憶容量 32KB 64KB 256KB(命令:128KB データ:128KB)
主記憶容量(MB) 32-512 64-512 64-1024 128-1024
チャネル数 8-32 16-64 32-128

  
HITAC M-860/320,420システム