中小型汎用機のプロセッサグループ.高性能CPUを1枚のカードに凝縮したワンカードCPUの開発,磁気ディスク装置の高速・大容量化などにより,コンパクト化と高性能化を同時に実現した.
上位機種のM-640では,2千/5千ゲート/チップの高速論理用LSI,チャネル部に4万ゲート/チップの高集積CMOS LSI等を採用し,省エネルギー・省スペースを実現.
中位機種のM-630,下位機種のM-620は,それぞれ設置面積が0.6m2,0.27m2のワンボックスシステム.商用100V電源が使え,特別な空調設備を不要とし,オフィス設置に対応した.
また,M-620/M-630/M-640プロセッサグループEモデルはこれらの機種の改良モデルである.
M-620 プロセッサグループ |
M-630 プロセッサグループ |
M-640 プロセッサグループ |
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モデル数 | 4 | 5 | 4 |
命令プロセッサ台数 | 1 | 1 |
M-640/10, 20, 30: 1 M-640/40: 2 |
バッファ記憶容量 | − | − | 256KB |
主記憶容量 | 8〜32MB |
M-630/10, 20: 8〜32MB M-630/30, 40:16〜64MB |
M-640/10, 20, 30: 16〜128MB M-640/40: 32〜128MB |
チャネル数 | 最大6 | 最大6 |
M-640/10, 20, 30: 8〜16 M-640/40: 16 |
発表時期 | 1988年6月 | 1987年9月 |
M-620プロセッサ グループEモデル |
M-630プロセッサ グループEモデル |
M-640プロセッサ グループEモデル |
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モデル数 | 4 | 6 | 6 |
命令プロセッサ台数 | 1 | 1 |
10E, 20E, 30E, 35E: 1 40E, 45E: 2 |
バッファ記憶容量 | − | − | 256KB |
主記憶容量 | 8〜32MB |
10E, 20E: 8〜32MB 30E, 40E, 50E:16〜64MB 60E:16〜96MB |
10E, 20E, 30E, 35E: 16〜256MB 40E, 45E: 32〜256MB |
チャネル数 | 最大6 |
10E, 20E: 最大8 30E, 40E, 50E, 60E: 最大10 |
10E, 20E, 30E, 35E: 8〜16 40E, 45E: 16〜32 |
発表時期 | 1990年5月 |