【日立】 H-6488-31/32カートリッジ磁気テープ装置

H-6488-32は,中小型コンピュータのニーズとして,従来のホストコンピュータ的な役割に加え,分散システムにおけるサーバ的な役割も担うため,小型,大容量の磁気テープ装置として1995年3月に日立製作所から出荷された.
制御装置1台とテープドライブ1台を内蔵するH-6488-31と,制御装置1台とテープドライブ2台を内蔵するH-6488-32の2モデルを同時リリースされた.テープドライブは36トラックフォーマットをサポートし,8巻のテープを自動装填可能なカートリッジ自動交換機構が,各ドライブに装着できた.さらに,装置と保守センタを通信回線で接続することにより,障害情報を自動転送可能な遠隔保守機能がサポーされた.


H-6488-31/32磁気テープ装置の主な諸元
形名 H-6488-31 H-6488-32 H-6485-1(参考)
使用磁気テープ 1/2インチ幅165m長
1/2インチ幅330m長
1/2インチ幅165m長
トラック数 3618
記録密度(BPI) 76,00038,000
IBG(mm) 22
テープ速度(m/秒) 22
データ転送速度(MB/秒) 3.0/6.0 /9.03.0/6.0
搭載ドライブ数 122

  
H6488-31/32