ノートパソコンの普及に伴い,磁気ディスク装置(以下,HDD)にもさらなる小型化,軽量化,および低消費電力化が求められた.従来の5.25型および3.5型HDDに加え,日立として初めて2.5型HDDが開発・製品化された.
記憶容量は最大510メガバイトであり,これは前年に発表された3.5型HDDと同程度の記憶容量であった.また5ボルト単一電源での駆動と動作時の耐衝撃性100Gを特徴とした.インタフェースはSCSIとATAの2種類のインタフェースに対応し,用途に応じた選択が可能となった.

ノートパソコンの普及に伴い,磁気ディスク装置(以下,HDD)にもさらなる小型化,軽量化,および低消費電力化が求められた.従来の5.25型および3.5型HDDに加え,日立として初めて2.5型HDDが開発・製品化された.
記憶容量は最大510メガバイトであり,これは前年に発表された3.5型HDDと同程度の記憶容量であった.また5ボルト単一電源での駆動と動作時の耐衝撃性100Gを特徴とした.インタフェースはSCSIとATAの2種類のインタフェースに対応し,用途に応じた選択が可能となった.
| 型名 | DK211A-51 | DK211C-51 |
|---|---|---|
| 完成時期 | 1993年11月 | |
| 装置当り記憶容量 | 510MB | |
| BPI | 83,000BPI | |
| TPI | 3,500TPI | |
| 面記録密度 | 290Mb/inch2 | |
| 円板枚数 | 3枚 | |
| ヘッド本数 | 6本 | |
| 平均シーク時間 | 12(リード),15(ライト)ms | |
| ディスク回転数 | 4,464rpm | |
| データ転送速度 | 最大8MB/s | 最大10MB/s |
| インタフェース | PC AT | SCSI-2 |
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| DK211A-51 |
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