【東芝】 MK3303MAN

1996年に出荷開始された厚さ19mmの2.5インチ磁気ディスク装置で,同型製品としては世界最大容量の3.3ギガバイトを達成した.PCの高性能化に伴い,処理するデータは従来のテキストデータに加え,静止画,音声,動画などのマルチメディアデータが飛躍的に増大して,ノートブックPCでも,ディスクトップPC並みの磁気ディスク装置記憶容量のものが必要とされ始めていた.

4,852回転/分,毎秒16.6メガバイトのデータ転送速度に加え,128キロバイトの大容量バッファメモリを搭載して,平均シーク時間13msの 高速アクセスを実現した.

なお,MK3303MANと同じ時期に,厚さ12.7mmで,2.16ギガバイトの容量のMK2103MAVも出荷が開始された.

MK3303MAN/MK2103MAV仕様
形名 MK3303MAN MK2103MAV
記憶容量 3.3GB 2.16GB
平均シーク時間 13ms
データ転送速度 16.6MB/s
回転数 4,852rpm 4,200rpm
バッファ容量 128KB
インタフェース ATA-3
外形寸法 厚さ19×幅70×奥行100 mm 厚さ12.7×幅70×奥行100 mm
重さ 220g 155g
エネルギー消費効率 0.00048W/MB 0.00042W/MB

  
MK3303MAN