【東芝】 MK-50FB

東芝が1983年10月に量産・出荷を開始した,5.25インチ磁気ディスク装置.MK-50FBシリーズには,ディスク枚数の違いにより容量が異なる3つのモデルがあった.

デスクトップPC用の磁気ディスク装置として強くなった5.25インチサイズのニーズに応えて開発され,他社に先駆けてヘッド駆動にVCMを採用し,高速アクセスを実現した.東芝は,本機種からOEM供給を開始した.PC大手に採用され,高速アクセス能力によりPCの性能向上に貢献した.

MK-50FBシリーズに続き,5.25インチ磁気ディスク装置としては,その後,ビット密度を向上し記憶容量を増加させたMK-150Fシリーズ,さらに,ビット密度,トラック密度を向上させるとともに,ディスク枚数も増やすことにより記憶容量を増加させたMK-350Fシリーズなどが開発された.

仕様
  MK-50FBシリーズ MK-150Fシリーズ MK-350Fシリーズ
MK - 53 FB MK - 54 FB MK - 56 FB MK - 153 F MK - 154 F MK - 156 F MK - 355 F MK - 356 F MK - 358 F
容量(MB) アンフォーマット 43.2 60.5 86.5 86.5 121.0 173.0 467.1 570.9 778.5
フォーマット 34.0 47.6 68.0 73.9 103.5 147.8 405.7 495.8 676.1
データ転送速度(Mbps) 5 10 15
ビット密度(bit/inch) 9,383 18,766 31,248
トラック密度(track/inch) 900 900 1,450
記録方式 MFM 2-7 RLL CODE 2-7 RLL CODE
回転数(rpm) 3,600 3,600 3,600
平均アクセスタイム(ms) 24 23 16
シリンダ数 830 830 1,660
ディスク枚数 3 4 6 3 4 6 5 6 8
データヘッド数 5 7 10 5 7 10 9 11 15
外形寸法(W, D, H) mm 146.1×203.2×82.5 146.1×203.2×82.5 146.1×203.2×82.5
重量(kg) 3.0 3.0 3.0

  
MK-50FB