【東芝】 TOSBAC-2100

1959年に東京芝浦電気で開発された事務計算用トランジスタ式コンピュータ.

同機は,PCS(Punch Card System)の一環として,さん孔機と会計機とを結合した機能を持たせた.入出力装置として,400LPM(76文字/行)のラインプリンタ,カード読み取りさん孔機(80欄,あるいは90欄カード),紙テープ読み取りさん孔機を装備した.また,5,000個のトランジスタと10,000個のダイオードを使用し,記憶装置は18語のトランジスタカウンタ方式で,基本演算は,今日のような加減算回路によってではなく,パルス数のカウントアップによって実行した.さらに,プログラムはストアドプログラム方式でなく,60ステップのパッチボードによる外部プログラム方式を採用した.神奈川県商工指導所や同社の小向工場の事務計算等に用いられた.


  
TOSBAC-2100