パラメトロン素子

パラメトロン素子(結合トランス側)

パラメトロン素子(結合トランス側)


パラメトロン素子(下面に20個)

パラメトロン素子(下面に20個)


製造年 1954年
製造者 日本電子測器(株)
所有者 早稲田大学
史料所在地 〒169-8555 東京都新宿区大久保3-4-1 早稲田大学理工学術院情報理工学科
公開情報 東京理科大学なるほど科学体験館で展示中
照会先 早稲田大学理工学術院情報理工学科 教授 上田和紀

 1954年に後藤英一によって発明された新論理素子.後藤は当時東京大学高橋秀俊研究室の大学院生であった.パラメトロンはパラメータ励振現象を使用する論理回路素子.LC共振回路のLまたはCを,共振周波数のほぼ2倍の周波数2fで変動させると,パラメータ励振により周波数fの振動を励起することができる.後藤はこの発振に0かπかの2つの位相があり,2進数をその位相で表示できることに気づき,電子計算機用新論理素子としてパラメトロンと命名,最初の研究報告を1954年7月に電気通信学会電子計算機研究専門委員会で行った.高橋研究室ではパラメトロンを用いて電子計算機PC-1を試作した.