日立クリエイティブワークステーション 2050

日立クリエイティブワークステーション 2050

日立クリエイティブワークステーション 2050



製造年 1988年
製造者 (株)日立製作所
所有者 (株)日立製作所
史料所在地 〒244-0817 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292 (株)日立製作所 横浜事業所内
公開情報 原則非公開(応相談)
照会先 https://www.hitachi.co.jp/products/it/portal/museum/

 日立クリエイティブワークステーション 2050は,1985年に日立製作所が発表した,オフィスにおける「OAの中核」を担う画期的な製品である.当時,紙と手作業が中心であったオフィスの知的業務を,創造的な知的活動へと変貌させることを目指して開発された.
 本機は,高速16ビットプロセッサ「68010」に加え,新開発のビットマッププロセッサや数値演算プロセッサを搭載.高解像度ビットマップディスプレイとマウスによる先進的なマンマシンインタフェースを実現した.OSにはUNIXをベースとした「HI-UX」を採用し,マルチウィンドウ上で統合OAソフト「OFIS-EVシリーズ」を動作させることで,複数情報の参照や並行処理を可能にした.最大の特徴は,メインフレーム(HITAC Mシリーズ)のオンライン端末「T-560/20」のデータストリームをそのまま扱える互換性を備え,高度なOA機能を必要とする業務と基幹業務を一台で両立させた点にある.
 認定対象となる「2050/32」(1988年発表)は,この2050の基本思想を継承した性能強化版である.32ビットプロセッサ「68020」を採用し,プロセッサ性能を約3倍,画面表示性能を約10倍に向上させるとともに,LAN経由でのファイル共有といった水平分散機能も強化された.
 基幹システムとOAを密接に融合させ,机上での情報処理の基盤を築いた本シリーズは,OAの変革を牽引した重要な情報処理技術の一つである.