製造年 | 1968年 |
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製造者 | 沖電気工業(株) |
所有者 | 沖電気工業(株) |
史料所在地 | 〒960-2196 福島県福島市庄野字立田1-1 |
公開情報 | 原則非公開(応相談) |
照会先 | (株)OKIプロサーブ Tel.024-594-2251 |
1968年,現在のプリンタのように文字のパターンを電気的に記憶する方法などはなく,活字(字母)による印字方式しか世の中になかった当時としては,画期的なドットの集合で文字を形成する印字方式が開発された.
本装置は,全128文字の文字パターンを印字することができ,それぞれの文字は縦7ドット×横5ドットで構成している.
構造は,128文字分表現できる,組み合わせた孔を持ったCG(Character Generator : 文字発生器)と呼ばれる鉄板と,1文字を構成する縦7ドット×横5ドット分のガイドパイプに通したワイヤからできている.
紙へ文字を印字する原理は,128文字個々に定義付けされたポジションにCGを機械的に動かし,そのCGに縦7ドット×横5ドット,合計35本の打刻反対側のワイヤ端部を押しつけることで,CGに孔がない面に当たったワイヤが飛び出してそれぞれのドットを表現している.
小型軽量であったことから,当時の官公庁から車載の引き合いが多数あったと記録に残っている.