沖電気数字印刷電信機

沖電気数字印刷電信機

沖電気数字印刷電信機


製造年 1952年
製造者 沖電気工業(株)
所有者 (株)沖データ
史料所在地 〒960-2196 福島県福島市庄野字立田1-1 (株)沖データ 福島事業所
公開情報 原則非公開(応相談)
照会先 人事部 福島総務チーム Tel.024-594-2001

 本製品は,情報の内容を数字記号によりテープに印字するもので,航空情報用として,航空機の進入方向,時刻,機種,台数などを数字によって受信し,紙テープに印刷するとともに,電気接点を制御して地図上にランプ表示を行うものであった.歴史を遡ると,電信通信は文書通信であり,最もよく知られているものはモールス電信となる.モールス電信の送受にはパルスを作成し,パルスを解読しなくてはならないという不便があり,その解消のために印刷電信機が考えられた.パルスの作成も,解読もすべて機械それ自体が負担してくれる印刷電信機の出現により,文字から文字への伝送がきわめて容易になったばかりではなく,文字による会話通信の道が開かれた.OKIにおける印刷電信機の研究・製造の歴史は古く,昭和7年(1932年)の簡易印刷電信機に始まり,昭和25年(1950年)通信インフラとして電報中継器の機械化が進む中で,交換架関係技術と印刷電信機の連携により大きな進展を遂げることになる.以降,電信通信はテレタイプライターへと技術が発展するが,本製品はその礎ともいえるものである.