if800モデル30

if800モデル30正面

if800モデル30正面


if800モデル30側面

if800モデル30側面


製造年 1981年
製造者 沖電気工業(株)
所有者 沖電気工業(株)
史料所在地 〒370-8585 群馬県高崎市双葉町3-1 沖電気工業 (株)高崎事業所
公開情報 原則非公開(応相談)
照会先 高崎総務チーム Tel. 027-325-1111(代)

 1980年5月に沖電気が発表したパーソナルコンピュータif800モデル10,モデル20は当時のパソコンの主流であったホビー市場向けではなくビジネス向けに開発されたものである.
 モデル10はプリンタを標準装備し,モデル20はフレキシブルディスク装置,ディスプレイ,キーボード,プリンタを備えたオールインワンタイプであった.特にモデル20は我が国のビジネスパソコン市場を拓いた機種として高い評価を受けた.
 1981年に上位機種としてモデル30が発売された.モデル30は漢字処理機能やグラフィック機能を有する本格的なビジネス用パソコンであった.
 モデル30のCPUチップはZ80B(8ビット,5MHz)でメモリはDRAMが最大256キロバイトである.
 640×400のカラーあるいはモノクロディスプレイと8インチ1メガバイトのフレキシブルディスク2台および16×16ドットマトリックスで双方向印字可能な漢字プリンタを内蔵していた.
 OSはCP/Mで主な言語は沖BASICである.