DIPS-1 構成部品(中央処理装置等)

DIPS-1 構成部品

DIPS-1 構成部品


DIPS-1主記憶装置コアメモリ

DIPS-1主記憶装置コアメモリ


製造年 1971年
製造者 日本電信電話公社(現・日本電信電話(株))
所有者 日本電信電話(株)
史料所在地 〒180-8585 東京都武蔵野市緑町3-9-11 NTT技術史料館(NTT武蔵野研究開発センタ内)
公開情報 公開中
照会先 NTT技術史料館 Tel.0422-59-2093 hct-info@lab.ntt.co.jp  http://www.hct.ecl.ntt.co.jp/

 DIPS計画は1967年に始まり,1968年後半からはDIPS-1実用化に着手,「1972年度末までにデータ通信用大規模情報処理システムを完成し,システム性能,性能/コスト比において国内外ともに最先端であること」という目標をかかげ,電電公社(現・NTT)電気通信研究所主管のもと,NEC,日立,富士通の3社との共同研究体制が1969年4月からスタートした.
 DIPS-1においては,時代に先駆けて4台マルチプロセッサ,NMOS-ICを採用したローカルメモリ(キャッシュ),ページングを組み合わせた方式,最大主記憶容量16メガバイト,仮想記憶方式などを実現,また,機械語を含むアーキテクチャの標準化,周辺装置の互換性を確保するI/Oインタフェースの標準化を推進した.
 1971年10月にはDIPS-1試作機を完成,1972年3月には東京芝局に商用試験機が導入され,以降,科学技術計算サービス(DEMOS-E)やバンキングシステムなどの商用システムに導入された.
 現存するDIPS-1は構成部品のみであり,史料館に保存のDIPS-1構成部品は,以下の7点である.
 • 中央処理装置論理パッケージ(3点)
 • 中央処理装置ローカルメモリパッケージ
 • 中央処理装置論理LSI(デュアル全加算器,マスタースレーブFF)
 • 主記憶装置コアメモリ
 • 転送装置論理パッケージ