計算科学振興財団 高度計算科学研究支援センター展示コーナー

高度計算科学研究支援センター展示コーナー

高度計算科学研究支援センター展示コーナー


「スーパーコンピュータ誕生と発展の歴史」パネル展示

「スーパーコンピュータ誕生と発展の歴史」パネル展示


所在地 〒650-0047 兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-28 計算科学センタービル2F
公開情報 公開中
照会先 計算科学振興財団 Tel.078-599-5020(代表) https://www.j-focus.or.jp/

 スーパーコンピュータやその利用について,一般の人たちが理解できるように,スーパーコンピュータの歴史や最先端の開発・利用事例を分かりやすく紹介している展示コーナーで,常時公開している.
 スーパーコンピュータ実機の一部展示や歴史・利用事例のパネル展示,スーパーコンピュータによるシミュレーションをテーマとした映像を見ることができる.実機展示としては,これまでに計算速度世界一を1位を獲得した国産スーパーコンピュータ実機の実機モジュールや筐体を展示している.

  • 「数値風洞(Numerical Wind Tunnel, NWT)」 CPUモジュール 
  • 「CP-PACS」 PUボード
  • 「地球シミュレータ」 筐体,APモジュール
  • 「京」 筐体パネル、システムボード

 また,TOP500には登録エントリーしていないが,開発当時に世界トップの性能を成し遂げた優れた日本のスーパーコンピュータとして,「GRAPE-4」プロセッサボートを展示している.2011年に世界一となったスーパーコンピュータ「京」のパネル展示も行っている.
 スーパーコンピュータ「京」や後継機「富岳」の隣接地という立地を活かし,当展示コーナーは,スーパーコンピュータとその歴史を学ぶのに適した場である.2020年6月から4期連続で世界一を獲得中で、2021年度に共用を開始した「富岳」を始めとしてスーパーコンピュータに関する事業やイベントの案内も行っており,スーパーコンピュータの産業利用促進と普及啓発活動の場となっている.