富士通DNA館

コンピュータと周辺機器の展示

交換・無線・伝送機器の展示

所在地	〒410-0396 静岡県沼津市宮本140　富士通（株）　沼津工場
公開情報	原則非公開（応相談）
照会先	総務部 Email: fj-archives-history@dl.jp.fujitsu.com

富士通DNA館は，富士通が長年にわたり引き継いできた高い目標にチャレンジするという“DNA”を，富士通グループの次世代に継承する研修の場として，2006年に富士通沼津工場に開設された．富士通のメインフレームの組み立てに使われていた広さ3,000平方メートルのフロアを改修し，約11,000点の機器と資料を展示している．
富士通DNA館では，富士通が開発・製造・販売してきた製品を，通信（交換，無線，伝送），半導体・リレー・電子管などの部品，コンピュータと周辺機器，これらを用いたソリューションサービス群のコーナーに大別して展示している．各コーナーの機器の収蔵や説明パネルの作成には富士通の退職者が全面的に協力しており，実際に従事してきた者の経験を通して富士通が歩んできた事業の歴史を知ることができる．
富士通DNA館は，OASYS 100及び親指シフトキーボード試作機，FACOM230-25システム一式，FACOM6715D日本語ラインプリンタなどを静展示しており，また，隣接する池田記念室にはFACOM128Bを動態展示するなど，情報処理技術関連の歴史的文物の保全に努めている．

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